1. わたくしのこと

1982年4月 ふとしたことからバンドに入る。
特に音楽が好きだったわけでもない。ただ子供の頃、ピアノを習っていただけでキーボード担当になる。が、だんだん深みに入る。

2年後、バンドが解散する。それとともに困った事態に陥る。真剣にやっているバンドは、女を入れてくれない。もう遊びではやれない(と当時は思っていた)。
そこで、一人でもバンドにいる時と同じように練習をするためにリズムマシンを購入する。
ローランドの707というやつ(808でも606でもない)

それが結構、はまっちゃって、多重録音野郎になる。
ティアックの4チャンネルなんか買って、シンセで音を重ねて録った。

1991年5月 SE/30を購入する。
当時のミュージシャンのあこがれの逸品である。
バイトの安月給のくせにMacとプリンターあわせて65万円で購入する。しかしソフトを買うお金がなくなり、しばしHyperCardで遊ぶ。それが初めての自分のパソコンであり、HyperCardとの出会いである。Macとの出会いが、その後の人生を変えることになった。

数カ月後には、MIDIインターフェースとPerformerという音楽ソフトを購入し、あこがれの「Macで音楽作り」が始まる。
このソフト、英語バージョンで英語マニュアルなのだ。参った。が、そのうちなんとか使えるようになる。なにしろそのために買ったのだから必死なのだ。

そうこうするうちに、仕事もMac関係になる。オペレーターからインストラクターになり、会社を設立する。一人で始めた会社だが、年々スタッフが増えている。
それと比例するように音楽からは遠ざかってしまった。

近年、私は新しい物好きなんだという自覚症状が出てきた。どうやら「新製品」という言葉に弱い。
BeOS(というかBeBox)は、1996年のサンフランシスコExpoで初めて見た。
まだ、雑誌にも取り上げられていない時期の話である。ショックを受けた。
BeOSは、遠くから見守っている。

Mac関係の情報は、「あぽ〜日記」に掲載しますので、そちらをご覧ください。
私のページには、大好きな歌舞伎のことや、音楽のことなどを載せたいと思います。