106. 英会話・続いているよ (1999.6.16)

この1月から通っている英会話スクールは、皆の予想に反して、続いている。
というか、すっかり楽しみのひとつになっている。
「私の楽しみは英語で話すこと」なんて言うと、大げさにとらえられていけないが、習ったばかりのフレーズを口に出して言うことが楽しくてしょうがない。

短いフレーズを1つ習っては、それを一週間、繰り返している。バカのひとつ覚え。
場所もわきまえずに言うから、スタッフ一同、かなり煙たがっている。

その甲斐あって、7月からクラスがひとつ上にあがる。
といっても、あいかわらず初級クラスであることには変わりはない。
このワンランク・アップは、ちょいと、うさんくさい感じがしないでもない。
そろそろ飽きてくる時期に、ひとつアップというのは、なかなか憎い設定である。顧客の心理をつかんでいる。

中学1年の頃は、英語が大好きだった。
あの時も「This is a pen.」を繰り返し、家族から「うるさい」と言われた。

しかし、2年生に「猿人ザル」先生が担当になってから、突如として嫌いになってしまった。
理由は明確で、先生の発音が嫌だった。もろにカタカナで英語を読む。
その前に聞かされるカセットテープの発音と違いすぎる音が、私を愕然とさせた。
サウンドが合わないのだ。

それとともに、2年生の英語は急に難しくなり、すっかり英語が嫌いになってしまった。
親は「屁理屈ばり、かだって」と取りあわないけどね。

私の通う「イーオン」では、米語の標準的な発音でやっている。
このサウンドが好きだ。これに近くなりたいなぁ〜と、ただ単純にそう願っている。
そして、習ったばかりの「What are you doing?」なんて言っては、スタッフが「どう反応していいんだか」と困る顔を見ては楽しんでいる(悪趣味)。
なぜ、学生の頃に、こうやって楽しく勉強できなかったんだろう?

See you!