111. 父と留守電(本格派・気仙沼弁25の補足) (1999.7.5)

両親の名誉のために「留守電・補足」をしよう。
その後、父は、留守電に向かって話すようになった。

「あ〜.....あ〜...........................。」
「もし...........................。」
「お父さんだ。」
「え〜〜.............、今.........、夜の....9時10分、うっと11分。」
(時間を言わないといけないと思っている)

私の留守電は、短い時間に設定している。
そのため、父が話すと、用件にたどりつく前に切れる。

そして、「あ〜、もし、まだ・お父さんだ」と入る。
これが3回ほど続く。
結局、「帰ったら、電話けらいね」で終わる。その一言でいいと言えばそれまでなのだが(笑)。

突如、父は、日記調にしゃべり出した。
「え〜〜、今日は、お母さんとお寺に行きました」
(つまりは、たいした用件はないのだ)→ 暇つぶしかい?
「よっちゃんとトモちゃん(孫)が遊びに来て、一緒にご飯を食べました」←なぜか、敬語。
「あどで、電話けらいね」
う〜む、結局、用事は何なんだ?
「さっきの手紙のご用はなぁ〜に♪」と娘は父に電話をかけるのでしたとさ。

つづき...