120. オヤマ家の人々 (1999.8.20)

身内のことをネタにしてお恥ずかしいのだが、言わずにはいられない(笑)
うちの一家は、とっても「自分に甘い」
ご多分にもれず、私もそういう傾向があるが、家族を見ると「私だけは直そう!」と心新たにしている。

お盆は実家で過ごした。
両親は、ともに60歳半ばになり、病気持ちになった。
すると、父は、「オレは脳梗塞だ!」と言い、
母は、「私は糖尿病だ」とゆずらない。

つまり、それを盾に、なまけようという魂胆だ。
二人とも、日常生活に不自由ないのだから、食事療養と適度な運動をするようにと医者から言われている。
しかし、食事は言うほど気にしちゃいないし、運動にいたっては、からきしダメだ。
そして、ふたことめには、上記の通り。

日常のなにげない動作がリハビリになるはずだから、怠けずに労働すべきなのだが、この調子では病は悪化の道をたどるに違いない。

さて、うちの家族は、昼寝が大好きだ。
というか、ゴロリと横になったと思ったら、もう眠っている。
昼下がりに、うちの実家を訪ねてみてほしい。
きっと、大きなトドが2匹・ゴロリとなっているに違いない。

弟達のかみさん達は、この状況が信じられず、どこでも眠れるオヤマ家の人々を不思議そうに見ている。
オヤマ家では、「横になる=眠る」という解釈が正解。
「横になっかなぁ〜?」は、「寝るよぉ」という意味。

そんなわけで母のダイエットはやっぱり進むはずもない。
「え? ダイエット中なの?」って感じではあるが。