127. 本格派・気仙沼弁---29 (1999.9.8)

気仙沼の料理シリーズが続くが、もうひとつついでに「ほしっこ」の話。
これも「和風ホテル磯村」さんのページから抜粋をご覧ください。

「ほしっこ」の由来はわからないが、「巨人の星」が始まる前から「ほしっこ」と呼ばれていたから、別の意味があるのだろう。当時は「モウカのほしっこ」と呼んだ。なまって、「ほすこ」と言う人もいる(うちの父)。

「っこ」をつけるのは、気仙沼弁の特徴。
「飴」は「あめっこ」。「あめっこ、けらい(ん)」は(飴をください)という意味。
「ふきん」は「ふぎんこ」。「ふぎんこ、取ってけらい(ん)」は(ふきんを取って下さい)という意味。
「うどん」は、「うどんこ」だが、「うどん粉」のことではないから注意。「今日のお昼は、うどんこにすっぺ」(今日のお昼は、うどんにしましょう)。
「魚の骨っこ、取ってけらい(ん)」、もう、おわかりですね。「魚の骨をとってちょうだい」

「ほしっこ」は、「ほし」のことだが、それが「星」なのかどうかは定かではない。
ご存じの方は、oyama@bonito.co.jpまで、ご連絡ください。

さて、「磯村」の若女将は、子供の頃、ピアノ教室でご一緒した「優子さん」だ(私の方が年齢はずっと上)。
優子さんは、小さい時からかわいくて、印象的だ。
今は若女将として活躍しているなんて、すごいっす。

ふふふ、これを読んだ方は、「磯村」に行ってみたくなったっちゃ?
「磯村」に泊まって、気仙沼の珍味を食べてみよう〜。

ほんでまだね。

つづく...