176. 英語---やっぱり短くていいんだよね (2000.8.28)

英会話のクラスでは、ちょっとした宿題もある。
で、前回の宿題で、外国人の先生が、おもわず「Interesting!(へぇ〜・おもしろい)」と言ったことがある。それは、生徒5人・全員が、同じ解答で、しかもそれが同じ誤りだったこと。

まずは、例題の短い文書があり、それを読む。
その中に「ジェニーがサングラスを川の中に落とした」とある。
では、問題:「Jenny's sunglasses did.」に対しての質問文は何でしょうか?

この章では、「Whose/Which」をやっているから、それを頭に付けてっと、「誰のサングラスを落としたの?」ってな事になればいいんだな、ってわけで、
「Whose sunglasses did it fall into the river?」と書いた。
なんか、おかしい〜なぁとは思ったけど、答えに「did」とあるから、きっとそれを使うに違いない。
答えは「ブ〜」(はずれ)。

正解は、「Whose sunglasses fell into the river?」だった。どこにも「did」は付かない。

先生は、「え? みんな "did" って書いたの?(←英語で言ってる)」と驚いてる。
う〜む、これこそが、日本の英語教育たるところか(単にバカなのか?)。

先生は、ホワイトボードに簡単な文を書いて説明する。
例えば「Who went to the store?」に対する答えは、「I did.」でいいんだって。
他の生徒が、「それじゃ、日本の学校のテストでは間違いになるかも」と言った。
「I went to the store.」が正解になると思う、と言うと、先生は、「へぇ〜〜〜」って。
「I did.」が「ナチュラル」だって。なるほどね〜。

で、いくつか練習をする。ところが以外に、「短い」ってのも難しい。
例えば、「Who go to the store?」に対して、「彼」だったら、
「He does.」となる。これがとっさには出ないんだな。

一人称・二人称・三人称もやめません? と思っちゃう英会話なのでした。