18. マイルチャンピオンシップぅ〜〜〜2 (1998.11.25)

競馬の師匠であるスタッフ君が前話「マイルチャンピオンシップぅ〜〜〜」を読み、だめを出した。
「オヤマさん、全然、正確じゃないっすよぉ。これじゃ、俺って、無茶苦茶な競馬評論家じゃないすか?」
「え??? 違った?」
「ちゃんと、聞いてくださいよ」
「では、もう一度、お願いします。今度は、ちゃんとメモをとろう」
「当然です」
と、私がいつも皆に言う言葉を返されてしまった。
どうも、競馬では分が悪い。

ということで、ボニート競馬評論家にインタビューとあいなった。
氏いわく、今回の勝因はどこにあるかと言うと...
「タイキシャトル」については、前話にある通り「格が違う」のだそうだ。一番人気は買わない俺でも「タイキシャトル」は強い。よって「タイキシャトル」から流した、と言う。

では次に、「なぜ、ビッグサンデーか」だが、ここの解釈を私は間違えた、らしい。
メモをとりながら聞いたが、まだ自信がない(と、先に言っておこう。近ごろ、少し謙虚)。

「ビッグサンデー」は、この数レースにおいて、58キロのハンディで走っていた。マイルチャンピオンシップでは、これが1キロ軽くなる。1キロ軽くなることで、走りやすくなるのは明確であるとともに、東京に比べ、直線距離が短い京都では、あの強い「タイキシャトル」について行けるのではないか、とにらんだ(この解釈であってるかな?)。
やっぱり、「距離は大事。ビッグサンデーは、距離的にも合っていた。」
ちなみに、もう1頭は「ヒロデクロス」を買い、これが3着につけたので、完璧な勝利、と言う。

ふーむ、なるほど。
「では、どうして「シーキングパール」や、「キョウエイマーチ」をはずしたんですか?」
「それは、もちろん、オヤマさんが買ったから」
「え??? そうなの?」
「そ。だって、オヤマさんが買うと、たいがい来ないんだもん」
「え〜〜〜、それってなんだかなぁ〜〜〜」 ブーイング!!

かくして、スタッフ君の競馬評論は、一部は納得し、残りはまったく納得のいかないままインタビュー終了とあいなりました。次は、ギャフンと言わすぞ〜。