総裁選の応援演説での言い方がいけない、ってんで、自民党執行部は田中真紀子批判をしている。

故小渕恵三・前総理のことを「お陀仏さん」と言ったことが気にさわったようだが、そういう事を騒ぎ立てている執行部の方が、余裕のなさを暴露していて、かえって滑稽だ。

この田中真紀子という人の悪口は、小学生の時につけたあだ名的で笑っちゃう。
例えば、野中さんのことは「野中だか、おなかだか、モナカだか」と言い、
亀井さんのことは、「亀井うるさい静香」
橋本さんのことは、「ポマードのお兄さんだか、おじさんだか」などと言うから、おもわずニヤリと笑っちゃう。

例の「お陀仏さん」発言の時も、後ろで小泉さんが、おもわずニヤリとしたのをテレビカメラがしっかりととらえている。きっと天国の小渕さんも、ニヤリとしたんじゃないかな？（笑）

大人になって、代議士というえらい立場の人が、しかも公の場で「小学生の時につけたあだ名」的なことを言っちゃうから、彼女に親近感を持つ若者も多いだろう。
ちなみに小学生の時に、あだ名をつけてもらえる人は人気者の証なんだけどね。

「変人」と付けられた人が、その張本人に応援を頼んでるのはおもしろいし、いちいち言い方が気に入らぬなど目くじらを立てる方がいかがなものか。

どうでもいいんだけど、この「目くじら立てる」って何？
ついでに広辞苑を引くと、
「目の端。目角めかど。めくじり。」という意味らしい。

「目くじら立てる」は、
「目角を立てて他人の欠点をさがし出す。ささいな事に、むきになる。目に角を立てる。」

そうか。目くじらの「くじらって何？」って思っちゃったけど、「目くじり（端）」という事なのね。
と、また賢くなってしまった私でした・とサ（笑）