207. 書かずにはいられない (2001.5.19)

祖父母の法事のため実家に帰った。
正月に帰り、2月の同窓会に帰り、そして5月と結構、帰っている。

気仙沼に行くためには、東北新幹線の仙台か一ノ関で乗り換える。
乗り継ぎがうまくいかないと、かなり時間がかかる。
最短で4時間10分要するものが、5時間半程度になることもしばしばだから、時刻表を確認しておくことは必須なんだね。

で、インターネットの「えきねっと」は実に便利。
日にちと時間を入れて検索をかけると、適当な列車名とかかる時間の合計が出る。

一ノ関から急行を使った方が速いと思いこんではいけない。乗り換えるために1時間以上待っているようではかえって時間がかかる。「えきねっと」は待ち時間も含めたトータルの時間数が出るのが嬉しい。
それに2月時点ではVIEWカードしか対応していなかったのが「VISA」「Master」「JCB」にも対応していた。すばらしい。

さっそく利用する。と言っても前夜になってしまったので、かなり慌ただしく予約する。
夜中の申込に朝が来たら確認のメールが入っている。完璧。便利!

予約番号をひかえてバタバタと東京駅に向かう。
西新宿から丸の内線に乗り、四谷駅でJRに乗り換えよう。四谷駅で予約していたチケットを入手するか。
ところがJR四谷駅「みどりの窓口」は土日は休みと出てる。仕方がない。混雑する東京駅でチケットに換えるしかあるまい。

東京駅「みどりの窓口」は相変わらずの混雑ぶり。
で、暇そうに見える「自由席売り場」のおじさんに
「インターネットで申し込んである指定席を受け取りたいが、どの窓口か?」とたずねると、
「それはですね、(と恐縮しながら)、いったん改札を出ていただいて、ど〜たら・こ〜たら」
「え〜! 一度出るんですかぁ?」(ガーン、もう時間がないぞよ)
「じゃ、これは使えないの?」とりあえず、四谷で買った130円の乗車券を見せると、
「ああ、大丈夫ですよ。また戻ると言ってください」と優しそうなおじさん。

仕方ない。重い鞄をしょって、改札に向かう。
自動改札はス〜っと出れるが、人がいる方の改札は行列になっている。
行列は出来るべくして出来る。面倒なお客が多い。

さて私の番、「一度出てすぐに戻る」と言ったのに、改札のおじさんはとりあってくれない。
無賃乗車に見えたようで「指定席ならば中でも買える」と言うから
「中では買えないそうでここまで来た。私も外へは出たくないのに出ないといけないと言われた」とキッパリ言いきる。
殺気だった私の物いいに圧倒されたのかどうか、しぶしぶ通してくれた。
余計なエネルギーを使ってしまった。こんなことなら自動改札を通るべきだった。

で、外に出たものの、どこに行けばいいんだか・・・。
目の前に見えた「みどりの窓口」に一目さんに駆け込む。
ヤヤヤ・またまた列になっている。いかん。

そこに現れた駅員さんに
「インターネットで予約した指定席はここでいただけるのか?」と鼻息も荒々しい。
「東海道新幹線か?」と言うから、「東北」と伝えると、「ここじゃない」(ガーン)
で、「どこ?」「わからないから、とりあえずあちらで聞いて」とお向かいを指差す。

向かいにも「みどりの窓口」がある。
パタパタとそちらに向かう。振り返ってみると、先ほどの「みどりの窓口」は「東海道新幹線」と書いてある。な〜るほど。それで「東海道新幹線?」と聞いたのか。

で、次の窓口で聞こうと思うが、またも行列、係の人は忙しそう。
それに「VIEWカード以外は取り扱いは出来ない」と出てるじゃないか。「2番・3番窓口へどうぞ」って。
その「2番・3番はどこなのぉ?」

そこを出て、さまよい歩いて、また別の「みどりの窓口」に行く。
きっとここだぞ。ヤヤヤ、あと15分だけど大丈夫かなぁ?
列に並ぶ。1人しか並んでないからすぐだろう、と思ったのは甘かった。
イライラ・イライラ。指定席が出ちゃう〜〜〜。

やっとのことでまわってきたと思ったら、
「それは別のみどりの窓口です」だって。ギャフン。
「たらいまわしにされた」と被害者意識バリバリで訴えてみるが、
「そっちへ行ってくれ」とのこと。あたしはただの「世間知らずのおばちゃん」と化している。

涙目で、重い鞄をしょってスタコラサッサ。全身・汗だく。
ここぞとおぼしき窓口に到着。一人待って私の番だ。駅員さんに「どれほど大変だったか」と述べてみる。
駅員さんは話は適当に聞きつつ、セッセと仕事している。
私に「カードを出してください」といい、「何時の列車か?」と聞き、入力する手を止めない。
私も愚痴ってる場合ではなく、受付番号を伝え、なんとか指定席と乗車券をゲットした。
ヤレヤレ。残り時間は5分を切ってる。

すると最後に「これは中でも買えたんですよ」チャンチャン♪

どうやら新しく始まったばかりのサービスで「インターネット申込」と、「えきねっと申込」の2パターンがあるらしい。インターネット申込はこの窓口オンリーだけど、「えきねっと」は中でも大丈夫だったらしい。
それよりも慣れてる新宿駅で買えばよかったんだけどサ。

で、これは興奮を抑えきれないまま新幹線の中で書いている。なんとか新幹線に間に合い、おかげさまで快適に北に向かっている。

さて、私は一ノ関にたどり着いた。
岩手の空気はうまい。
あとは「大船度線(おおふなどせん)」に乗ってのんびり風景でも眺めながら「祖父母の思い出にひたるとするか」と思ったのもつかの間、なんと「大船度線」は3時間以上止まったままで動く見通しが立たないそうだ。
ガ〜ン。今日はよくよくついていない。

落雷で信号が壊れてしまったそうな。
「で、どうすればいいんでしょうか?(涙目)」
「バスが出ているからそれを利用して下さい」と駅員さんが言いながら時計を見ると
「オ・あと3分で出発です」だって。
ウッソ〜!
網棚に載せた鞄をおろし肩からさげてスタコラサッサ。他の旅人とともに走る・走る・走る。
なんとか間に合った岩手交通バスは満席。私も他の人達と補助椅子に座り、気仙沼に向かったのであ〜る。
あ〜あ、どうして私は、いっつもあわただしいのでしょうか?(謎)