209. 誉めじょうず (2001.7.31)

引越をして、ニューヨークへ行ってと、忙しくしていた。
ついでに、この猛暑でグッタリしている。いずれもプライベートの事なので、おおっぴらに「疲れた」とも言えず、それなりにがんばっている。

さて、アメリカの話をひとつ。

アメリカ人は、やっぱり「誉めじょうず」
自然に出るんだよね。「Good」とか「Good job」とかサ。

英語の先生も、なにかって〜と「Good」とか「Excellent」とか言ってくれる。
で、その後に、「でもね、もうちょっとこうした方がいいよ」と続くわけだ。
結局は、出来てないんだが、それでも気分がいい。
猿もおだてりゃ、木に登っちゃうって。

どうして日本では、「誉める習慣」がないんだろう?
まず「けなす」よね?
子供の時からそういう中で育ったんだね。
で、たまに誉めてみると、不信な表情で「何かあるんスか?」ってな感じ。
いやいや、私もアメリカのいいところは見習いたいわけよ。

でも、スタッフが作ったものを見ると、つい悪いところを先に挙げてしまう。反省することしきり。まずは、いい部分は「これはいい」と素直に誉めて、その後で「ここは良くない」と言ってみようと努力はしている。順番を変えるだけでも、気分は違うはず。

ま、このくらい書いておけば、誰かひとりぐらい「オヤマさん、今日は綺麗っスね」などと言ってくれるかもしれない(^-^)
だが、「いつもは違うんかい?」とつっこんでしまいそうだ(--;
誉められない歴40年だから、たまに誉められると、嬉しいの前に怪しい〜と思う自分が悲しい(TT)
素直に「ありがと」と言えるようになりたいもんだ。