39. 納得いかない最終回 (1998.12.26)

この秋、一番の人気ドラマといえば、なんといっても「眠れる森」だ。
ミポリンとキムタクという配役は、それだけでも話題になるが、私の大好きなサスペンス調だから、ことさら目がはなせない。ビデオでチェックし、犯人探しに余念がない。

ボニートメーリングリストでも話題になる。
なにしろ、社長が率先して、「ゆうべは見た?」なんて書いちゃうから、スタッフも安心して(?)「犯人は、誰か?」と推理する。

推理の仕方が、人それぞれでおもしろい。
ボニートのメイン業務はパソコンのサポート業務である。トラブルシューティングは、推理が働かなければ、解決できない。
推理するには、情報を数多く収集し、そして第六感を鍛える。論理的思考も必要だ。

また、知らず知らずに、裏の裏を読む癖がつく。
例えば、「突然、パソコンが動かなくなった」というお客さんに、
「他にソフトは、入れてないですよね?」と聞くと、
初めのうちは、「入れてない」と、答えていても、そのうちに「ちょっと、新しいのを入れたかな?」とくるのは、日常茶飯事だ。刑事さんみたいに、しつこく聞き込み調査をしてしまう。

さぁーて、いろいろな角度から、犯人探しをしたもんだから、ドラマに過大なことを望んでしまったのだろう。
途中で予想した犯人が、そのまま犯人であるのは、いまいちつまらない。
犯人が捕まらない終わり方では、しまらない。
輝一郎のお母さんは、どうなったのか?
ラストシーンで、なぜ、直季は死ぬ必要があるのだろうか?

ああ、これでは納得がいかない。
どうしてくれる〜〜「眠れる森」