51. 法人税講座 (1999.1.19)

法人税講座を受講する。全15回のうち第1回。
私は、ボニートの経理担当だ。
社長兼、電話番兼、経理兼、営業兼、総務兼、企画兼、技術者兼、インストラクター兼、社員教育兼、Webmaster兼、そうじのおばちゃんと、なんでも屋だ。

経理は、素人である。
素人でも、決算報告書を作らないといけないので、会社を設立した年から、その手の本を購入しては、悩んでいる。「簡単な経理」に属する本は、何冊も持っている。それを読んでも、なかなか理解できないものだ。

会社は、一人で作った。
「会社の作り方」の本がいくらでも出ていて、その通りにやると、なんとか登記することは出来る。
しかし、いざ営業開始の後に、苦しむことが多々ある。そのひとつが経理だ。

この数年は、毎年のように制度が変わるから、気づくと、「変更」されていて、驚く。
「ひぃえ〜〜、いつ変わったんですかぁ?」と聞くと、「この4月から」てことが結構ある。

さて、講座は、午後1時30分開始。10分も経たないうちに眠くなってしまった。普段、インストラクターとして、教える側にいるが、教わる側は、えらくたいくつである。
なんとか、起きようとするが、目が半開き状態で、それより開かない。つ・ら〜〜い。
ある瞬間にガクッときて、それを境に熟睡に入ってしまった。

.......と気づくと、「復習問題」という用紙が配られ、問題を解くことになっていた。きちんと授業を聞いていれば、答えられるはずだが...............わからない。

「ま、いいっか」と安易に考えていたら、「端から順番に答えを言って下さい」となった。「ギョ!」私は、端の方に座っていて、「まわってくる〜〜」
こういう緊張感って、高校以来かも。ドキドキ。何番目がくるか、必死で数える。
なんとか、私の寸前で、終わった。ホッ(汗)

後半、私は目を大きく開き、熱心に聞いた。次にあたる確率は高い。
うちは、有限会社だが、株式会社しか関係ないところも数カ所ある。普段なら、とばすところだが、そこをあてられて答えられないのも情けない。

後半部分の説明が終わると、また「復習問題」が配られ、必死になって答えを書く。
すると先生は、「じゃ、今度は、そちらの端の方から答えを言って下さい」と一気に向こう端にとんだ。
胸をなでおろす。ヤレヤレ。

次回は、どの席に座るか悩むなぁ。今日は、前からきたから、後ろに座るべきか。しかし、後ろからくるかも。
そんなことよりも、ちゃんと聞いていればいいんですけどね。もちろん。

スタッフ君に「あてられる恐怖」について(ちょっと大げさに)説明し、経理用語の難しさを愚痴ってみたら、「だいたい、寝に行くんじゃないんですから、ちゃんと聞いて下さいよ」と、手厳しい。
ふ〜、これがあと14回もある。