52. 色の好み (1999.1.25)

5色のiMacが出た。
やはり話題は、「何色がいい?」ってことだ。

お客さんのところで1台買うことになり、もめてはいけないので、公平なるアンケートをとった。
私も参加させてもらい、「ライム(緑)」に一票を投じる。
「ライムは、何位?」と聞いたら、「オヤマさんの一票だけ」だって。最下位決定。

どうでもいい話だが、私の好みは少数派になること多し。
バブルの頃、勤務先にカレンダーがたくさん届いた。芸術家が手がけたアーティスティックなものもあり、静かなる奪い合いが繰り広げられる。

私は控え目に、「皆さんがとった残り物をいただきます」てことを言ってみた。
「オヤマさん、どれがいいの?」と(一応)聞かれたので、
「これ」と指さすと、
「それは、誰もいらないから、とっとと持っていっていいよ」と言われてしまった。
他のはジャンケンなどしていたから、多数派と少数派では、こうも違う。

密かに、「ああ〜〜、私って、なかなか認められない芸術家タイプだわ〜〜」と思っている。口には出さない。

色というのは、おもしろい。環境に影響され、衝動買いをしたことがある。
カリフォルニアで見たセーターの色は、綺麗なオレンジ色で、思わず買った。普段なら絶対に買わない色なのに、どうしたんだろう。日本に帰って見たら、「なんじゃ、こりゃ」で、今は、部屋着になっている。

お客さんのiMacは、ストロベリー(赤)に決定した。
私は、「ゲゲ〜」と思ったが、ストロベリー(赤)とブルーベリー(青)は、すでに売り切れだそうだ。
ライム(緑)は残っているらしい。

緑は、目に優しいから、コンピュータには合っていると思っている。
うちの甥っ子は、緑が好きで、おばば(私の母)は、「緑のランドセルを買ってあげる」とはりきっている。ちなみに甥っ子は、まだ3歳だぞ。

さて、アップルマークの6色のうち、黄色のiMacは出ていない。
黄色が一番いいような気もしてきた。